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ゲームを取り上げる前に!親子の信頼を取り戻す魔法の一言 | 今治市の小学生向けプログラミング教室 ベストスタディ

2026/05/04

「今すぐ子どもからゲームを取り上げてください」

……いや、ちょっと待ってください。

実はこれ、逆です。
取り上げたくなる気持ちはよ〜くわかります。でも、その前に知っておいてほしいことがあるんです。

この記事のポイントを3行で
1. ゲームを取り上げると、子どもはより執着し、親子関係が悪化するだけで逆効果になりやすい
2. お母さんが「敵」ではなく「理解者」になることが、ゲーム問題を解決するカギ
3. 「なんのゲームしてるの?」と興味を持って聞くだけで、子どもとの関係は大きく変わる

毎日くり返される「ゲーム vs お母さん」の戦い

こんな光景、あなたのお家でも繰り広げられていませんか?

宿題よりゲーム。
ごはんよりゲーム。
約束の時間になっても……ゲーム。

「いい加減にしなさい!」と声を荒げても、ヘッドホンを外さない我が子を見て、もはや「このゲーム機、今すぐ窓から投げてやりたい」という衝動に駆られたことのあるお母さんも多いのではないでしょうか。

ゲームはすべての悪の根源。宿題もしない、ごはんも食べない、言うことも聞かない。ゲームさえなければ、こんなに毎日イライラしなくて済むのに——そう感じても、不思議ではありません。

でも、実はゲームを「敵」と捉えているうちは、この問題は解決しないのです。

「取り上げる」が逆効果になる理由

頭ではわかっている方も多いかもしれません。「取り上げると余計こじれる」というのは、多くの保護者の方が経験や勘から感じていることではないでしょうか。

では、なぜ取り上げると逆効果なのでしょうか。

子どもにとってゲームは、単なる「遊び道具」ではありません。友だちとの共通の話題であり、達成感を得られる場所であり、自分のペースでコントロールできる数少ない世界です。それを力ずくで奪われると、子どもの心には何が残るでしょう。

  • 親への不信感・反発心が強まる
  • 隠れてゲームするようになり、嘘をつくクセがつく
  • 禁止されることで余計に執着心が増す
  • 「どうせ取られるなら今のうちにやりまくれ」と過剰になる

取り上げることで一時的に静かになったとしても、根本的な問題は何も解決していません。それどころか、親子の信頼関係をじわじわと削っていくことにもなりかねないのです。

子どもがやめられない「本当の理由」

「なんで約束の時間になってもゲームをやめられないの?」

この問いへの答えを探すとき、多くのお母さんは「子どもの意志が弱いから」「ゲームが中毒性を持って悪影響を与えているから」と考えがちです。

でも、もう少し深く掘り下げてみると、別の理由が見えてきます。

子どもがゲームを止められない場面を想像してみてください。お母さんが仁王立ちで目の前に立ち、腕を組んで「いい加減にしなさい!」と言っている。

このとき、子どもの目にお母さんはどう映っているでしょうか。

子どもの視点
「また怒ってる。ゲーム取り上げようとしてる。この人は敵だ。絶対に渡さない。」

そうです。子どもはお母さんを「ゲームを奪いに来る敵」として認識してしまっているのです。

敵の言葉は、どんなに正論でも耳に入りません。「宿題やった?」「もうやめなさい」は、敵からの攻撃としか受け取られず、むしろ防衛本能が働いてゲームにより執着してしまう——これが、言っても聞かない理由の正体です。

「敵」から「理解者」へ。たった一言で関係が変わる

では、どうすればいいのか。答えはシンプルです。

お母さんが「敵」ではなく「横にいてくれる理解者」になること。

これが、ゲームにまつわるイライラを根本から解消するための唯一のキーワードです。

😤
「敵」のお母さん
腕を組んで仁王立ち。
「やめなさい」「宿題は?」

→ 子どもは防御モードに。
言葉がまったく届かない。
🤝
「理解者」のお母さん
横に座って「なんのゲームしてるの?」

→ 子どもは心を開く。
言葉が自然と届くようになる。

「理解者」になるために必要なのは、特別なテクニックでも、子育て本に書かれた難しいノウハウでもありません。

必要なのは、たった一言です。

「なんのゲームしてるん?」

これだけです。

「興味ないけど聞く」という共感の力

正直に言います。お母さんがそのゲームに心から興味があるかどうか、どうでもいいんです。

「なんのゲームしてるの?」と聞くとき、ゲームの内容を本当に知りたいわけではなくて構いません。大切なのは、「あなたのことに関心を持っているよ」というメッセージを伝えることなのです。

子どもにとって、大好きなお母さんが自分の好きなものに興味を持ってくれるのは、想像以上に嬉しいことです。

子どもの心の中
「え、お母さんが聞いてくれた。このキャラクターがさ…」
「このステージが難しくてさ…」

→ 心のドアが、少し開く。

最初は「ふ〜ん」と相槌を打つだけで十分です。ゲームの内容を理解できなくても、「へえ、そんなのがあるんや」「それ難しそうやね」と反応するだけでいい。

それだけで、子どもの中でのお母さんの位置づけが、「敵」から「自分のことをわかってくれる人」に少しずつシフトしていきます。

積み重ねが、言葉の「通り道」をつくる

「そんな簡単なことで変わるの?」と思うかもしれません。

もちろん、一度「なんのゲームしてるの?」と聞いただけで、翌日から宿題を自分からやるようになる——なんて魔法のようなことは起きません。

でも、この積み重ねが、確実に変化をもたらします。

  • 今日も聞いてくれた → お母さんは自分のことをわかろうとしてくれている
  • ゲームの話をしたら楽しそうに聞いてくれた → お母さんは敵じゃない
  • 怒られてばかりじゃなくて、認めてもらえた → 少しだけ言うことを聞いてみようかな

こうした小さな積み重ねによって、お母さんは子どもにとって「横にいてくれる理解者」として認識されていきます。

理解者になれたとき、初めて「宿題はやった?」という言葉が、子どもの心に届くようになるのです。

同じ「宿題やった?」という一言でも、「敵」が言う言葉と「理解者」が言う言葉では、子どもへの届き方がまったく違います。理解者から言われて初めて、「わかった、じゃあちょっとだけやってくる」という返事が返ってくるようになるのです。

「共感」は、子育てのすべてに効く

ゲームに限らず、子育てで「言っても聞かない」「なんでわかってくれないの」と感じる瞬間は、多くの場合「共感」が足りていないサインかもしれません。

子どもは、自分の気持ちや世界観を「わかってもらえた」と感じたとき、初めて相手の言葉に耳を傾けます。これは大人も同じですよね。自分の話をまったく聞いてくれない上司の指示は聞きたくないけど、自分のことをわかってくれるリーダーのためなら頑張れる——それと同じ構造です。

「共感」とは、子どもの行動をすべて肯定したり、ルールを甘くしたりすることではありません。子どもが何を楽しいと感じているか、何に夢中になっているかを「まず知ろうとする姿勢」のことです。

その姿勢が伝わるだけで、親子の関係はぐっと温かくなります。

まず今日、一言だけ試してみてください

お子さんがゲームをしているとき、腕を組んで「やめなさい」と言う前に、横に座ってこう聞いてみてください。

「なんのゲームしてるん?」

たったそれだけでいいです。内容がわからなくても大丈夫。うまく会話が続かなくても大丈夫。

大切なのは、その「あなたのことに興味があるよ」という気持ちを行動で示すこと

今日の一言が、明日の信頼関係をつくります。ゲームをやめさせることよりも、まず「横にいてくれるお母さん」になること——そこから、すべてが変わり始めますよ。