タイトル案(SEO最適化) 「子どものために怒ってる」は嘘だった。大人が怒る本当の理由と子どもが伸びる声かけ|今治市の子ども向けプログラミング教室 ベストスタディ
2026/07/13
BLOG
「子どものために怒ってる」は嘘だった?
大人が怒る本当の理由と、子どもが伸びる声かけ
「私は子どものために怒ってるんです」
もし私が過去にそう言っていたなら……正直に告白します。
あれ、全部嘘でした。すみません。
いきなり物騒な始まり方をして驚かせてしまったかもしれません。でも、これは自分自身をとことん振り返った末にたどり着いた、ちょっと恥ずかしい「本音」の話です。子どもを叱るとき、私たち大人は決まって「あなたのためを思って言っているのよ」という言葉を使います。そして、それを心から信じています。
ところが、その「子どものため」という大義名分の裏側を冷静にのぞいてみると、まったく別の理由が隠れていることに気づいてしまったのです。
「子どものため」という言葉の裏側
子どものことで、まぁ怒るときってありますよね。理由はいろいろあると思います。散らかしっぱなし、宿題をやらない、言うことを聞かない……。そして、そのほとんどのケースで、私たちは「子どものためを思って言っている」と信じています。むしろ、そう信じているからこそ強く言えるのかもしれません。
でも、ある日ふと気づいてしまったんです。実はそうじゃないんじゃないか、と。
「子どものため」というラベルは、後付けの理由でしかなくて、本当はもっと別の、自分自身の事情が根っこにあるのではないか。そう考え始めたら、自分の中で「怒り」の正体がだんだん見えてきました。
大人が怒る理由の99%は、この3つ
いろいろな場面を振り返って分析した結果、私はある結論にたどり着きました。
大人が子どもに怒る理由の99%は、突き詰めると次の3つのどれかに当てはまるのです。
- 体力がない(疲れていて余裕がない)
- 時間がない(急いでいて待てない)
- お金がない(金銭的な不安がある)
たとえば、子どもがお店でお菓子をたくさんねだってきたとき。
「そんなにいっぱい買わないの。体に悪くなるよ」
こう言うと、いかにも子どもの健康を心配しているように聞こえます。立派な「子どものため」の理由です。でも、心の奥を正直にのぞいてみると、本当の理由は「お金がないから」だったりしませんか?
私はありました。認めるのは少し気まずいですが、確かにありました。「健康のため」という優しい言葉で、自分の財布事情を包み込んでいたのです。
授業中の私も、同じでした
これは家庭内の話だけではありません。教室で子どもたちに教える立場である私自身も、まったく同じことをしていました。
授業中、子どもがふざけたり、集中していなかったりすると、私はこう言って注意していました。
「ちゃんと聞いてないと勉強にならないよ」
「ふざけたら周りのみんなに迷惑がかかるでしょ」
どちらも、子どものため、クラス全体のための正しい注意に聞こえます。でも、あとから冷静に振り返ってみると、本当の理由はそこではありませんでした。
実は自分が体力的に疲れていたり、授業を予定通りに進めなければいけないのに時間が足りなかったり。要するに、自分に余裕がないことが根本的な原因だったのです。
結局のところ、怒るというのは自分都合なんですよね。子どものためを装いながら、実は自分の「体力・時間・お金」の不足を、子どもにぶつけていただけだったのです。この事実に気づいたとき、私は少なからずショックを受けました。
気づいてから、怒らなくなった
面白いことに、このカラクリに気づいてからというもの、私はほとんど怒らなくなりました。まるで「怒り」という感情そのものが、すっと消えてしまったかのように。
怒りそうになった瞬間に、「あれ、これって自分が疲れてるだけじゃないか?」「ただ時間に焦ってるだけじゃないか?」と一歩引いて考えられるようになったからです。理由が3つのどれかに当てはまるとわかった瞬間、怒るエネルギーがふっと抜けていくんです。
まあ、まったく怒らなくなったのはこれはこれで問題があるのかもしれませんが(笑)。それでも、理由なく感情をぶつけるよりは、ずっと健全になった気がしています。
怒りそうになったら「理由を深掘り」してみる
そこで、ひとつ試してみてほしいことがあります。
これから子どもに怒りそうになったとき、その場でグッとこらえて、「なんで自分は今、怒ろうとしているんだろう?」と理由を深掘りしてみてください。
もし、その理由が先ほどの3つ——「体力がない」「時間がない」「お金がない」——のどれかに当てはまっていたなら。それは、本当は怒る必要がなかったということです。子どもに問題があったのではなく、たまたま自分に余裕がなかっただけ。そう気づけるだけで、無駄に子どもを傷つけずに済みます。
下の表で、よくある「怒りの言葉」と、その裏に隠れがちな本当の理由を並べてみました。
最後に伝えたい、たった1つのこと
ここまで「怒りの正体」についてお話ししてきましたが、最後にどうしても伝えたいことがひとつだけあります。
それは——子どもは、怒るよりも「よいしょ」した方が伸びまっせ〜、ということです。
怒られてばかりの子は、「怒られないようにしよう」と行動が縮こまってしまいます。一方で、しっかり褒められて、よいしょされて育った子は、「もっとやってみよう!」と自分からどんどん前に進んでいきます。同じ子どもでも、かける言葉ひとつで伸び方はまったく変わってくるのです。
もし怒りそうになったら、まずは自分の「体力・時間・お金」に余裕があるかを確認する。そして、怒る代わりに、ちょっと大げさなくらい子どもをよいしょしてみる。それだけで、家庭も教室も、そして何より子ども自身が、ずっと明るくのびのびしていくはずです。
私たちベストスタディも、子どもたちを怒って動かすのではなく、「できた!」を一緒に喜び、よいしょしながら伸ばしていく教室でありたいと思っています。今日から一緒に、まずは「怒る前のひと呼吸」から始めてみませんか。