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テスト100点でも将来が危ない!?暗記より「思考力」を | 今治市の小学生向けプログラミング教室 ベストスタディ

2026/04/27

「うちの子、テストでいつも100点を取ってくるんです」

そう嬉しそうに語るお母さん、お父さんに、私はあえて衝撃的な言葉をかけなければなりません。
「テストで100点を取る子は、残念ながら仕事ができない大人になる可能性があります」

もちろん、すべての子がそうだと言いたいわけではありません。しかし、もしその100点が「ただ丸暗記した知識」によって支えられているのだとしたら、その点数には、これからの時代において何の価値もなくなってしまうかもしれないのです。

かつての高度経済成長期であれば、言われたことを正確に覚え、正確に再現できる人材が求められました。しかし、時代は変わりました。今、私たちは子どもの教育における「最大の転換点」に立っています。

この記事の要約を3行で
1. 単なる「知識の暗記」による100点は、AI時代には価値を失いつつある
2. 2030年の指導要領改訂でも、知識をどう使うかという「思考力」が重視される
3. 思考力を鍛えるには、正解のない問いに挑むプログラミング学習が非常に効果的

「知識量」では絶対に勝てないライバルの出現

なぜ、知識を詰め込むだけの勉強が危険なのでしょうか。その理由は、言わずもがな「AI(人工知能)」と「インターネット」の存在です。

一昔前までは、博識であること、つまり「物事をよく知っていること」自体に大きな価値がありました。辞書や百科事典を持ち歩かなくても、頭の中にデータが入っている人は重宝されたのです。しかし、現代はどうでしょう。ポケットに入っているスマートフォンを数秒操作するだけで、世界中のあらゆる知識にアクセスできます。

さらにChatGPTなどの生成AIの登場により、単に知識を取り出すだけでなく、要約や翻訳、基礎的な計算までもが瞬時に行われるようになりました。人間が一生かけても覚えきれない膨大な知識量を、AIはわずか数秒で処理してしまいます。知識の「量」という土俵で戦っている限り、人間が機械に勝てる日は二度と来ないのです。

100点を取るために必死で英単語を覚え、歴史の年号を暗記し、数式の解き方をパターン化して詰め込む……。もし、お子様の勉強が「暗記」に終始しているのだとしたら、それは「将来、AIに代替されるためのスキル」を磨いていることと同義になってしまいます。これこそが、私が「危険」だと警鐘を鳴らす最大の理由です。

2030年、教育のゴールが「思考力」へシフトする

この危機感は、教育の現場でも共有されています。文部科学省が定める「学習指導要領」も、大きな変化を遂げようとしています。

特に注目すべきは、2030年に向けた指導要領の改訂です。ここでは「何を学ぶか」だけでなく、「学んだことをどう使うか」が強く意識されています。これからの学校教育で求められるのは、単なる知識の蓄積ではなく、以下の3つの力です。

  • 生きて働く「知識・技能」:ただ知っているだけでなく、実際に活用できること
  • 未知の状況に対応できる「思考力・判断力・表現力」:答えのない問題に立ち向かう力
  • 学びを人生に生かす「人間性」:主体的に学習に取り組む態度

つまり、「1+1=2」を知っていることは前提として、「どうすれば2にできるか?」「2にする方法は他にはないか?」というプロセスを組み立てられる力が、評価の軸になっていくのです。テストの点数という「結果」よりも、そこに至るまでの「思考のプロセス」にスポットライトが当たる時代が、すぐそこまで来ています。

「思考を鍛える」とはどういうことか?

「思考力を鍛えなさい」と言われても、具体的にどうすればいいのか戸惑う保護者の方も多いでしょう。実は、思考力を鍛えるとは「既存のパーツをどう組み合わせて、目的を達成するか」を考える練習をすることです。

例:1+1を2にするための思考

「1+1=2」という式を暗記するのは知識です。しかし、思考力を伴うとこうなります。
「手元に0.5が4つあるけど、これも2になるかな?」
「3から1を引いても2になるよね?」
「どうすれば効率よく『2』という結果にたどり着けるだろう?」

仕事ができる大人というのは、まさにこの「プロセスの構築」ができる人のことを指します。上司から「売り上げを2倍にしてくれ」と言われたときに、教科書通りの回答を探すのではなく、今あるリソースをどう組み合わせれば「2倍」というゴールにたどり着けるのか。その道筋を何パターンも考え、実行できる力。それこそが、これからの時代に重宝される本物の能力なのです。

なぜ「プログラミング」が思考力を伸ばす最強のツールなのか

この「思考プロセスを組み立てる力」を養うのに、もっとも適した学習の一つがプログラミングです。

プログラミングの世界には、唯一絶対の「正解」というものが存在しません。あるキャラクターを画面の端から端まで動かしたいとき、その方法は無数にあります。しかし、コンピューターは非常に正直で、曖昧な指示では動いてくれません。自分が作りたい動きを実現するために、用意された命令(ブロックやコード)をどう組み合わせ、どの順番で並べればいいのか。それを常に考え続けなければなりません。

失敗こそが思考を加速させる

プログラミング学習の醍醐味は、実は「一発で成功しないこと」にあります。コードを書いて実行ボタンを押すと、たいていの場合、思いもよらない動きをしたり、エラーで止まったりします。

その時、子どもたちは考えます。「なんで動かないんだろう?」「どこで間違えたのかな?」「あ、さっきの指示の順番が逆だったのかも!」この「仮説を立て、試し、修正する」という試行錯誤の繰り返しこそが、脳の思考回路を激しく活性化させるのです。これは、紙のテストを解くだけでは得られない、圧倒的な「思考の深さ」を生み出します。

用意された答えをただ写すのではなく、自分の頭で「こうすれば動くはずだ」と論理を組み立てる。この経験を積み重ねることで、お子様は「知識の消費者」から「価値の創造者」へと変わっていくのです。

忘れないでほしい「100点」へのフォロー

さて、ここまで「100点よりも思考力が大事だ」とお話ししてきましたが、最後にお伝えしたい大切なことがあります。
それは、お子様がテストで100点を取ってきたら、まずは目一杯褒めてあげてほしいということです。

「100点なんて意味ないよ」などと突き放すのは絶対にNGです。100点を取るためには、授業を真面目に聞き、宿題をこなし、暗記するという「努力」があったはずです。その「努力できる才能」や「最後までやり抜く力」は、思考力と同じくらい大切な宝物です。

認めて、褒めて、自己肯定感を満たしてあげる。その上で、「じゃあ、この覚えた知識を使って、次はこんな面白いことを考えてみない?」と、思考のステージへと優しく誘ってあげてください。親の理解と導きこそが、子どもの可能性を無限に広げる鍵となります。

お子様の「考える力」を一緒に育てませんか?

当教室では、最新の指導要領に基づき、プログラミングを通じて「答えのない問い」に挑む力を育んでいます。
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