【今治・子育て】子供が言うことを聞かない原因は?対等な関係の作り方
2025/11/27
【今治・子育て】子供が言うことを聞かないのは「普段の行い」が原因?大人と同じ「対等な関係」の作り方
今治市で子育てに奮闘されている保護者の皆さん、今日もお疲れ様です。
愛媛県今治市の小学生向けプログラミング教室「ベストスタディ」代表の、やまそうです。
瀬戸内の穏やかな気候とは裏腹に、家の中では毎日「嵐」が吹き荒れていませんか?
「宿題しなさい!」
「YouTubeやめてお風呂に入りなさい!」
「早く明日の準備をしなさい!」
毎日、同じ言葉を繰り返し、それでも動かない子どもの背中に向かって、ため息をついている……。
そんな光景が日常茶飯事になっていませんか?
「どうしてうちの子は、こんなに言っても分からないんだろう」
「育て方が間違っているのかな」
そんな風に悩み、寝顔を見て反省する日々を送っている方も多いかもしれません。
私も教室で多くのお子さんと接する中で、保護者の方からこうした悩みをよく相談されます。
しかし、もしやまそう先生が、
「お子さんが言うことを聞かないのは、お子さんの性格のせいではありません」
とお伝えしたら、どう思われるでしょうか?
さらに、
「原因は、実はお父さん・お母さんの『普段の行い』にあるかもしれません」
と言われたら、少しドキッとされるでしょうか?
今回は、大人の社会では当たり前のことなのに、なぜか親子関係になると忘れがちな「ある法則」についてお話しします。
これに気づき、少し行動を変えるだけで、驚くほどお子さんの態度がガラッと変わる可能性があります。
ぜひ、少しだけ肩の力を抜いて、読んでみてください。
ドキッとする結論。言うことを聞かない原因は「あなた」にあり?
いきなり厳しいことを言ってしまい、申し訳ありません。
ですが、これは誰かを責めたいわけではなく、問題の本質を「見える化」するための提案です。
台本にある通り、結論から申し上げます。
子どもが言うことを聞かない原因は、「普段からの『ギブ(Give)』が足りていない」ことにある場合が非常に多いのです。
「ギブ? いやいや、ご飯も作ってるし、洗濯もしてるし、習い事の送迎だってしてる。十分『ギブ』してるじゃない!」
そう反論したくなる気持ち、痛いほど分かります。
親は毎日、子どものために時間も体力もお金も削って、最大限の「ギブ」をしています。それは間違いありません。
しかし、ここで言う「ギブ」とは、お世話をすることや、モノを買い与えることではありません。
もっと心理的な、「相手のお願いや欲求を聞き入れる」という姿勢のことです。
ここで一度、視点を「家庭」から「大人の社会」に移して考えてみましょう。
大人の世界で考えてみよう(ギブ&テイクの法則)
あなたの職場や、PTA、あるいは趣味のサークルなど、身近な人間関係を想像してみてください。
そこに、あなたに対して「何かをお願いしてくる人」が2人いるとします。
【パターン①】Aさん
Aさんは、普段からあなたの話をよく聞いてくれます。
あなたが「ちょっと手伝ってほしい」と言えば快く引き受けてくれるし、「これ見て、面白いでしょ」と話しかければ、笑顔で反応してくれます。
いつもあなたのお願いを「快く聞いてくれている」人です。
【パターン②】Bさん
Bさんは、普段あなたの話を聞いてくれません。
あなたが相談しようとすると「今忙しいから」と断られ、手伝いを頼んでも嫌な顔をされます。
こちらのお願いは普段「あまり聞いてくれない」人です。
さて、ここからが質問です。
ある日、この2人から同時に「悪いけど、これお願いできないかな?」と頼み事をされました。
あなたは、どちらのお願いなら「快く」聞こうと思えますか?
……答えは聞くまでもありませんよね。
断然、Aさん(パターン①)のお願いだと思います。
Aさんのお願いなら、「いつもお世話になってるし、いいよ!」と気持ちよく動けます。
逆にBさんのお願いだと、「私の頼みは聞いてくれないのに、自分の時だけ調子いいな…」と、モヤモヤしたり、断りたくなったりするはずです。
これは心理学で「返報性の原理」と呼ばれるものです。
人は、何かをしてもらったら(好意を受け取ったら)、お返しをしたくなる生き物です。
逆に、自分の要望を受け入れてもらえない相手の要望は、受け入れにくくなるのです。
これは、誰もが持っている「当然の感覚」ですよね。
なぜか「自分の子ども」だと忘れてしまう不思議
さて、話を「親子関係」に戻しましょう。
先ほどのAさんとBさんの話を、そのまま親子に当てはめてみてください。
子どもに対して、
「早くしなさい」「やめなさい」「勉強しなさい」
と、親は毎日のように「お願い(テイク)」をしています。
では、親であるあなたは、普段から子どもの「お願い(ギブ)」を聞いているでしょうか?
ここで言う子どもの「お願い」とは、
「おもちゃを買って」といった金銭的な要求のことだけではありません。
もっと日常の、些細な呼びかけのことです。
「ねえママ、見て見て! このYouTube面白いよ!」
「パパ、マインクラフトで新しい家を作ったから見て!」
「今からこれやりたい!」
「あとちょっとだけ遊びたい!」
こうした子どもからの発信に対して、こんな風に返していませんか?
「今忙しいからあとで!」
「そんなくだらない動画ばかり見てないの」
「へー、すごいね(画面も見ずに生返事)」
「もうご飯の時間だからダメ!」
もし、これが日常化しているとしたら、お子さんから見たあなたは、先ほどの「Bさん(自分のお願いを聞いてくれない人)」になってしまっています。
普段、自分の「見てほしい」「聞いてほしい」「やりたい」という小さなお願いを聞き入れてもらえない。
それなのに、親からは「宿題しなさい」「片付けなさい」という大きなお願い(命令)ばかりが飛んでくる。
これでは、子どもが
「パパやママは僕の話を聞いてくれないのに、なんで僕だけ言うことを聞かなきゃいけないの?」
と無意識に反発してしまうのも、無理はないと思いませんか?
「親だから」「子どもだから」という役割の前に、私たちは「人と人」です。
大人同士で成り立つ「ギブ&テイク」の信頼関係は、親子間でも全く同じように作用するのです。
まずは親から「ギブ」する姿勢を見せよう
では、どうすれば子どもの態度は変わるのでしょうか? 答えはシンプルです。
親の方から先に、子どものお願いを聞く(ギブする)こと。
これに尽きます。
「お願いを聞く」といっても、わがままを全て受け入れろという意味ではありません。
「あなたの言葉に関心がありますよ」「受け止めていますよ」という姿勢を見せることです。
具体的には、こんな小さなことで十分です。
-
手を止めて、目を見て話を聞く
「ねえ見て!」と言われたら、洗い物の手を一瞬止めて、「なになに?」と子どもの元へ行き、同じ画面を覗き込んでください。
「わあ、変な顔! 面白いね」と30秒共感するだけで、子どもは「受け入れられた」と満足します。 -
否定から入らない
ゲームやYouTubeなど、親としては「無駄な時間」に見えることでも、子どもにとっては宝物です。
「そんなことより宿題は?」と言う前に、「へえ、今はこれが流行ってるんだね」と一度受け止めてください。 -
小さな要望を通す
「あと5分だけやりたい」と言われたら、可能なら「わかった、じゃあ5分きっちりで終わろうね」と聞いてあげてください。
こちらの譲歩(ギブ)を見せることで、5分後の「終わりにするよ」というこちらの要望(テイク)が通りやすくなります。
このように、普段から「子どもの言葉を聞く」「関心を持つ」という「心の貯金(ギブ)」を積み重ねておくのです。
貯金が十分にたまっていると、いざ親が「そろそろお風呂に入ろうか」と言ったとき、子どもは
「いつも話を聞いてくれるママが言うんだから、聞こうかな」
という心理になりやすくなります。
「急がば回れ」ではありませんが、命令で無理やり動かすよりも、普段の「聞く姿勢」を見直す方が、結果として子どもはスムーズに動いてくれるようになるのです。
ベストスタディで「やまそう先生」が大切にしていること
私たち「ベストスタディ」でも、この「まずは子どもの要望を受け入れる(ギブする)」という姿勢を非常に大切にしています。
プログラミングを学んでいると、子どもたちは時々、突拍子もないことを言い出します。
「やまそう先生、画面いっぱいに爆発させて、全部消し飛ばしたい!」
「クリアできない無理ゲー(絶対に勝てないゲーム)を作りたい!」
教育的な観点だけで見れば、「そんな乱暴なものではなく、もっと綺麗なプログラムを書きなさい」と指導したくなるかもしれません。
しかし、私は絶対に否定しません。
「面白そうだね! どうやったらそんな派手に爆発させられるかな?」
「絶対に勝てないようにするには、どんな条件が必要だと思う?」
まず、子どもの「やりたい!」という気持ちを全力で肯定し、受け入れます。
すると、子どもたちは目を輝かせて、「先生、ここはどうすればいいの?」と自分から質問してくるようになります。
そこで初めて、私は「教える(テイク)」ことができます。
「爆発をたくさん出すには、『繰り返し』というブロックを使うと便利だよ」
「勝てないようにするには、変数の値をこう変えてみよう」
このように、「あなたのやりたいことを応援しているよ」という信頼関係(ギブ)がベースにあるからこそ、子どもたちは私のアドバイスを素直に聞き入れ、難しい課題にも挑戦してくれるのです。
もし私が、
「そんなゲームはダメです。テキスト通りの課題をやりなさい」
と一方的に命令していたら、子どもたちはすぐにプログラミングを嫌いになり、言うことを聞かなくなってしまうでしょう。
ベストスタディでのこの光景は、ご家庭でのコミュニケーションにもそのまま応用できるはずです。
まとめ:今日からできる「ギブ」の実践
子どもが言うことを聞かない。
それは、お子さんが反抗的だからではなく、もしかすると親子間の「信頼残高」が少し減っているサインかもしれません。
「そういえば最近、子どもの話を『あとで』って後回しにしていたな」
「命令ばかりで、子どもの言い分を聞いてなかったな」
もしそう気づいたなら、今日が関係を変えるチャンスです。
今日お子さんが帰ってきたら、あるいは休日の朝起きてきたら、まずは「お子さんの話したいこと、やりたいこと」に、数分だけでいいので耳を傾けてみてください。
「へえ、そうなんだ!」
「面白そうだね!」
その一言が、最高の「ギブ」になります。
親が聞く耳を持てば、子どもも聞く耳を持ちます。
大人の社会と同じように、親子もお互い様の関係で成り立っています。
「対等な関係」というと難しく聞こえるかもしれませんが、要は「仲の良い友達や同僚にするように接する」だけでいいのです。
そんな風に、お互いを尊重し合える親子関係が増えていけば、今治の街はもっと笑顔で溢れるはずだと、私やまそうは信じています。
ベストスタディでは、そんな「子どものやりたい!」を全力で受け止め、自ら考える力を育む指導を行っています。
「うちの子、家ではYouTubeばかりだけど、ベストスタディなら集中できるかな?」
「親子関係のヒントを、やまそう先生の接し方から盗みたい!」
そんな動機でも大歓迎です。
ぜひ一度、お子さんと一緒に無料体験会へ遊びに来てください。
目をキラキラさせて「先生、見て見て!」と話すお子さんの新しい一面に、きっと出会えるはずです。
